ペン習字と美文字の基本!きれいな字を書くためのコツとは?

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最近はめっきり自分の手で文字を書くという機会が減りましたね。

でも、冠婚葬祭やお世話になった方へのお礼状など、「きれいな字」が書けないと困るシーンはまだまだあります。

今回はペン習字で美文字を書く基本や方法・コツについてご紹介します。

ペン習字に限りませんが、基本ができていないと上手になることは難しいです。

美文字を書けるようになりたい方の参考になれば幸いです。

ペン習字の基本とは?

ペン習字の基本は、正しい筆圧、正しい筆の向き、正しい書き方を身につけることです。

まずは、紙に直線や曲線を書いて、筆圧や筆の向きを慣らしたら、次に基本的な書き方を学んでいきます。

例えば、漢字の場合は、筆の順番や筆の動きを正確に把握する、また、練習を続けることで、自然と美しい文字を書くことができるようになってきます。

ペン習字の基本を知らずにいた過去のトラウマ

私は書道を習っていた小学生時代、基本的に自分の字はそこそこまともな方だと思っていました。

雑誌のペン習字の広告を見ても、自分には関係ないことだと読み流していましたし、それはそのままアップデートされることなく学生時代を過ごし、就職し、結婚することに。

でも、そのタイミングで自分の字が上手ではないことを知ります。

結婚祝いをもらった親戚にお礼状を書くことになった際、夫と分担して数件のお礼状を書きました。

そのことを聞きつけた義母からの電話によって、自分の文字の他人からの評価を思い知らされることとなりました。

義母は見事に夫が書いたお礼状の送付先の親戚の名前だけを挙げ、「字がきれいって褒めてたよ」と連絡をしてきたのです。

ペン習字は大人になっても基本から身につけるべきなのか?

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それまでは美文字はまでは言われなくても、「読みやすい字だね」と職場では褒められることが多かったので、自分の字には何の疑問も持たずに過ごしていました。

よくよく考えればそれらは決して美しい文字を書いていると言われたわけではなく、社会生活で基本となる

「情報を伝えることに適している文字

だとの感想ということだったのです。

未熟な自分はそれだけではなく、それまでプレゼントを贈る際に一筆添えていた義実家への手紙も、義母から自分への評価の対象になっていたとひとりで勝手に傷つきました。

ペン習字の基本も知らないような私にはお礼状の宛名も書く権利がないのでは。そう思うようになってからは、「ペン習字を習ってからじゃないと書けない」と勝手に思い込んで、プレゼントに一筆添えることも出来なくなりました。

ただ、大人になってもペン習字は基本から身につけるべきなのか?という疑問も持っていました。

ペン習字の基本から習っている人がいる驚き

自分だけが美文字を書くことができないのだと思い込んでいたある日、自分の実家で思いがけない話を聞きます。

義妹がペン習字を始めたとのこと。

義妹の「字がきれいになってるのよ」との母からの感想。

きっかけやどのような思いで義妹がペン習字を始めたのかはわかりません。

ただ、その時の私はもしかしてという思いで胸が痛くなりました。

どうやら、母や義母の年代の人間にとって、自分はともかくお嫁さんと呼ばれる義娘には、基本的に美文字を書いてもらいたいという願望があるのだと思います。

姿かたちだけでなく、文字の美しさまでが人を評価する基準である事、そして美文字を書くための基本スキルも何も持っていないことに傷つく自分がいました。

ペン習字の通信講座で基本を身につける?

雑誌の広告、新聞の折り込み広告等ペン習字の通信講座を始めるきっかけはたくさんありますが、IT化が進む中で美文字を書くことについて必要性を感じない気持ちもあります。

ただ、数少ない手紙を書く機会や配送の伝票を書く際に、ほんの少しだけ美文字で相手への感謝の気持ちが伝えられたら嬉しいなと思うようになりました。

簡単に始められそうなことでも、一歩踏み出す勇気も必要です。

大切な家族を喜ばせたいという基本的な自分の思いが、自分の文字によって相手に伝わるのであれば、それも良いのかなと。

ひとりで勝手に傷ついていた過去の自分にも、美文字で明るく前を向くことができるのならと伝えたいです。

難しく考えずに、気軽に一歩が踏み出せるようなペン習字との出会いを見つけられるといいね、と。

ペン習字できれいな字を書くための基本

ここからはペン習字で美文字を書くための基本について紹介します。

  1. 正しい姿勢で座る
  2. 正しくペン持つ
  3. 正しい書き順で書く
  4. とめ・はね・はらいを丁寧に書く
  5. ゆっくり書く
  6. 右上がりに書く
  7. 間隔が等しくなるように書く

上記の7点を押さえることが、ペン習字で美文字を書くための基本と言えます。

正しい姿勢で座る

姿勢が悪いだけで字の線が歪んだり、バランスが悪くなります。

背もたれに寄りかからず背筋を伸ばすだけでも、ぐっと姿勢は良くなります。

正しくペン持つ

親指・人差し指・中指の3本を使って正しく持つことができないと上手に字を書くことができません。

小さいころからの癖がある場合は矯正が大変かもしれませんが、正しいペンの持ち方ができるようにしましょう。

正しい書き順で書く

美文字と書き順になんの関係があるの?と思われるかもしれませんが、書き順が違うと字のバランスは崩れます。

正しい書き順で字を書くことが美文字への第一歩です。

とめ・はね・はらいを丁寧に書く

この、とめ・はね・はらいを丁寧に書くことを意識するだけでもきれいな字になります。

なんかきれいな字が書けないなぁ、と思っているのであればとめ・はね・はらいを丁寧に書くことを意識してみてください。

ゆっくり書く

先の「とめ・はね・はらいを丁寧に書く」に通ずるものがありますが、丁寧にゆっくり書くことできれいな文字を書けるようになります。

いつも、急いで適当に書いていると字はどんどん崩れていくものです。

右上がりに書く

テクニック的なものですが、字は若干右上がりに書くときれいに見えます。

ただし、あまりにあげすぎるとおかしな感じになるので注意してください。

間隔が等しくなるように書く

字はバランスも大事です。並行して並ぶ線などは等間隔にかくことでバランスよくきれいな字に見えます。

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