あなたはまるでペン習字で書いたようなフォントがあったら自分で字を書かなくても済むのでは、と思いませんか?
さらに、そこまでいかなくても、美文字が書けるようにペン習字の練習用のお手本として使えるようなフォントがあればうれしいですよね。
フォントのような字を書くことができればかなり自信が付きます。
ただ、お手本にできるとしてもパソコンのフォントにはさまざまな字体がありますので、なんでもOKというわけにはいかないはずです。
そこで今回は
- ペン習字のようなフォントがあるのか
- ペン習字のお手本としてパソコンのフォントが使えるのか?
- お手本として使う場合はペン習字のお手本にふさわしいフォントは何か?
- フォントのような字を書くことができるのか?
- パソコンのフォントをペン習字のお手本として使うメリット
などについて調査しました。
ペン習字のようなフォントを探している方から、ペン習字で字がうまくなりたいので、お手本となるようなフォントを探している方の参考になると思います。
フォントはなかなか奥が深いです。それでは見ていきましょう!
パソコンのフォントはペン習字にも使うことができる?
フォントとは、印刷やコンピュータの画面で表示を前提としてデザインされた文字のことで、明朝体やゴシック体など様々な種類があります。
日常的によく目にする字といえば、パソコンやスマートフォンのなどの画面に表示されるフォントです。
普段から目にしている文字を真似すれば、綺麗で読みやすいという印象を与えることができるでしょう。
ただ、フォントというのはペン習字を行うことを前提にデザインされたものではありません。
線の太さに関するルールなど、ペン習字に向かないポイントもあるため、お手本にしようとすると選ぶフォントによってはお手本になりにくいことがあります。
パソコンのフォントは、書体やデザインにこだわる方にとっては欠かせないアイテムの1つです。特に、ビジネス文書やプレゼン資料などでの利用頻度が高く、ゴシックや明朝体など、用途に合わせて使い分けることが重要です。
しかし、パソコンのフォントはペン習字にも活用できるのをご存知でしょうか?ペン習字を始める際には、まず「ペン」と「インク」を準備する必要がありますが、ペン習字に適した書体のフォントをパソコンにインストールすることで、手軽に練習することができます。
フォントによっては、太さやアウトラインデータなど細かな調整が可能なものもあり、書体のバリエーションも豊富です。また、パソコンで利用できるフォントは、販売価格も安く手軽に入手することができます。
ただし、利用するフォントによってはペン習字には向かないものもあります。特に、ATMやWin、LETS、Mac、Noneなど、デジタル表示に特化したフォントは、ペン習字には不向きですので、詳細に確認することをおすすめします。
総じて、パソコンのフォントは、ペン習字を始める際の手軽な教材としても利用することができます。使い勝手や書体のバリエーション、価格など、商品によって異なる特徴をしっかりと把握し、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
あえてフォントを使ってペン習字を始めるメリットとは?
フォントを活用してペン習字を始めるメリットは、テキスト購入代などの初期費用を抑えられること、そして必要な文字を練習できることです。
書店で購入できるテキストや参考書でペン習字を練習する場合、自分の名前や住所など使う機会が多い文字が含まれておらず、実用性がないと感じる可能性があります。
それに対し、フォントであれば自分で好きな単語や文章を打ち込んで印刷することができるため、自由度の高い練習ができます。
そのため、予め書いてみたいと思っている文章などがある場合は、フォントを使ってお手本を作ることを検討してみると良いでしょう。
ペン習字を始める際、まずは「ペン」と「インク」を用意することが一般的ですが、近年では、パソコンのフォントを使って練習する人も増えています。実際に、フォントを利用することには、いくつかのメリットがあります。
まず、書体の種類が豊富なため、自分に合った書体を選ぶことができます。ゴシックや明朝体など、パソコンで利用できる書体は多種多様で、教科書に使われるような書体もあります。また、フォントによっては太さやアウトラインデータを調整できるものもあるため、ペン習字のバリエーションを広げることができます。
さらに、販売価格が安く手軽に入手できるという点もメリットの1つです。ペン習字用のペンやインクを揃えるのに比べ、パソコンのフォントは数百円程度から手に入れることができます。
また、フォントを使って練習することで、デザインやレイアウトのセンスを磨くこともできます。ペン習字は文字を美しく書くことが目的ですが、フォントを使って練習することで、文字の配置やバランス感覚を養うことができます。
ただし、ATMやWin、LETS、Mac、Noneなど、ペン習字に適していないフォントもあるため、注意が必要です。詳細な情報を確認し、適切なフォントを選ぶようにしましょう。
総じて、フォントを使ってペン習字を始めることには、書体の種類が豊富で手軽に始められる、デザインやレイアウトのセンスを磨くことができるというメリットがあります。ペン習字を始めたい人は、ぜひフォントを活用してみてはいかがでしょうか。
ペン習字を練習するためのフォントの選び方とは?
フォントを手本にペン習字を始める際には、手書きに近いフォントを選んでおくことが有効です。
一般的に印刷された文章で目にする機会が多いフォントといえば、明朝体とゴシック体です。
どちらも完成された書体ではあるのですが、明朝体の留めや線の強弱のつけ方をペン習字で再現することは現実的ではありません。
同じように、ゴシック体の全く強弱がない線というのも、ペン習字向きとは言えないでしょう。
フォントを参考にするのであれば、教科書体のように比較的手書き文字に近いフォントを選んでおくと良いでしょう。
ペン習字に近い字を選ぶことで、練習時のストレスを減らすことができるでしょう。
ペン習字を練習する際には、適切なフォントを選ぶことが大切です。フォントによって書体や太さが異なりますので、自分のペン習字の目的に合わせて選びましょう。
まず、書体について考えてみましょう。一般的な書体である明朝体やゴシック体は、ペン習字にも適したフォントと言えます。ただし、筆記用具のペンとは異なり、フォントは完璧な線を描くことができるため、細かい書き方をしっかりと身につけるためにも、教科書用のフォントを使うことをおすすめします。
また、太さにも注目しましょう。太すぎるフォントでは、細かい書き込みがしにくくなります。一方で、細すぎるフォントでは、ペン習字の美しさが出しきれない場合があります。自分のペン習字のスタイルに合わせた適切な太さを選ぶことが大切です。
さらに、フォントのデザインにも注目しましょう。アウトラインデータを提供しているフォントや、OpenTypeやTrueTypeなどの機能を備えたフォントは、ペン習字の練習に最適です。また、販売価格についても、予算内で選べるフォントを探すことが大切です。
ペン習字を練習するためのフォント選びは、自分のスタイルに合わせた書体、適切な太さ、デザイン、予算を考慮した上で行いましょう。選び方をしっかりと把握することで、効率的な練習ができるようになります。
ペン習字のために作られたフォントを使うことも有効
お試しではなく、本格的にペン習字をしてみたい場合は、ペン習字用のフォントを購入してみるのも良いでしょう。
ペン習字用のフォントのメリットは、購入をしておけば一生使えることです。
教室や通信講座を利用する場合は、利用する期間などに応じて費用がかかる上に、辞めてしまうとそれ以上新しいテキストなどを受け取ることはできません。
それに対し、ペン習字用のフォントは一度購入をしてダウンロードをしておけば、いつでも好きな時に使うことができます。
お手本の文章は自分で選び作ることができるため、実用性の高さにこだわった練習ができるというメリットもあります。
ここでちょっと休憩という感じで、ペン習字のフォントのような美文字を書く中国の少女の動画をどうぞ。
まるでフォントのような美文字を書く中国の少女
「適切な量のインクが出るボールペンも劣らず凄い」や「合成だ」、「書家という職業を彷彿させる」「人生で見た字で一番綺麗」などの賞賛のコメント通りだと思いました。
本人の映像が少しだけ映りますが、本当に少女(小学校高学年から中学生?)でびっくりしました。
ペン習字のお手本とできるフォントとは?
ペン習字のお手本とできるフォントとしては、手書き風のフォントが、一番丁寧な字が書けそうな雰囲気があります。
丸ゴシック体や明朝体など、様々なフォントがありますが、ペン習字の練習用に最適なフォントとしては、「ペン字練習専用フォント」というものが販売されています。
ただし、13,000円と少々高額です。
このフォントを購入するのであれば、通信講座を申し込んでも良いのでは?と思えるような価格ですね。
やっぱり無料でペン習字のお手本になるようなフォントを探したいところです。
ただ、無料のフォントはものすごい数があるので、ペン習字のお手本用として最適なフォントを探すのは大変。
そこでいくつかペン習字のお手本として良いのではないか?と思えるフォントをご紹介します。
- 細鳴りフォント
- Kゴシック(カタカナ)
- さなフォン業
- ダーツフォント
- KFひま字マジ
- 藍原筆文字楷書
- るりいろフォント
基本的に商用利用でなければ無料で使えますので、何か良いフォントがないかなぁ、と探している場合は使ってみてはいかがでしょうか。
一部のフォントはこちらのサイト>> Vector <<でも扱っているのでチェックしてみてくださいね。ペン習字のようなフォントが購入できるサイト
ここからはペン習字のようなフォントが購入できるサイトをいくつかご紹介します。
ペン字の味方
日本書技研究所
NSK白洲ペン字楷書フォントの購入ができます。
https://www.ensk.co.jp/service/font/font2/
しょかき楷月
書家のしょかき氏の手書きペン字楷書フォント「しょかき楷月」が購入できます。
https://booth.pm/ja/items/1799480
FontGarage
様々なペン字体が購入できるフォント販売の専門サイトです。
フリーのペン習字のようなフォントがダウンロードできるサイト
ここからはフリーのペン習字のようなフォントがダウンロードできるサイトをご紹介します。
しょかき鱗片
すべて手書きの字から作成したフォントで手書き特有のギザギザした部分があるフォントです。
有料版もありますが、収録文字は少ないですが、無料版もあります。
細鳴りフォント
とても丁寧で優しい感じのフォントです。通常のもの、太字化したもの、さらに太字にしたものの3種があります。
しょかき楷月
凛々しい楷書がお好みであればしょかき楷月です。「しょかき楷月」と「しょかき楷月B」の2種類の仮名が収録されています。
有料版と無料版があり、無料版は収録文字数が少なくなっています。
フォントのような字を書くことができるようになるのか?
少々、ペン習字と離れるかもしれませんが、まるでパソコンのフォントのような字を書くにはどうすればよいのでしょうか。
少し調べてみると
- 書道と同じで空間のスペース量を認識する
- 字を絵で考える
- レタリングを極める
などのコツが見つかりました。
私に一番しっくりきたのは、「字を絵で考える」でしたが、確かに字をそのような感覚で捉えることでフォントのような字が書けるようになるのかもしれません。
上で紹介している、まるでフォントのような美文字を書く中国の少女も字というよりも、絵として捉えれているのかもしれませんね。
実は、ペン習字においても、書体や太さなどの要素が重要です。書体にはゴシックや明朝体などがあり、太さには細字や太字などがあります。
これらの要素を組み合わせることで、美しいペン字を書くことができるのです。フォントと同じように、ペン習字においてもデザイン性が求められます。
教科書を見ながら練習することも大切ですが、自分でアウトラインデータを作成し、自分好みのデザインを取り入れることもできます。
また、ペンの太さや書体、教材などを販売している商品もたくさんあります。
価格は、税込でいくらかかるのか詳細を確認してから購入するようにしましょう。
練習を続けることで、フォントのような美しい字を書くことができるようになるかもしれません。